この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不倫白書 Ⅰ
第1章 初めての不倫…
 6 

 そして、彼とのこの映画の話しは楽しかった…

 彼の話術も巧みであったし、映画の話しが本当にしたかったから…
 そんな『ナンパ』という思いさえ全く浮かばなかったのである。

 それに彼は若いながらも意外に落ち着きのある優しい声音と丁寧な言葉遣いで、わたしに警戒心を持たせなかったから…

 そして映画の話題が、趣味、傾向がわたしと共通の部分が沢山あったから、更に油断したのだと思う。


 そう、油断である…
 

「もう少し、いや、もっと話しがしたいなぁ」


 わたしもしたい…


「じゃあ、夕メシでも…」

 そんな彼の言葉にわたしは思わず…

「うん、美味しいイタリアンレストランを知っているの」
 と、つい、そう言ってしまったのだ。

「えっ、あ、イタリアン、いいですねぇ…
 行きましょうよ」

 彼は直ぐにそう答え…

 立ち上がり…

 わたしの手を握り、引いてくる。



「あ…」

 わたしはそんな彼の手に…

 手の感触に…

 いや、手の熱さに…

 一気に、ドキドキと…

 心を昂ぶらせてしまったのであった。


 なぜなら…

 さっき観た映画にもこんな…

 若い男が、歳上の女性を強引に誘うシーンがあったから…







/23ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ