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さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~
第3章 弐
 それからふた月が経った。
 嘉門は十日に一度、町の道場に通っている。その行き帰りのどちらかには必ず花やに立ち止まり、お都弥としばらく言葉を交わすのが嘉門の日課となった。
 暦は既に弥生に入り、日中は随分と春めいてきた。それもそのはずで、あとひと月も経たぬ中に、桜の花が咲く。嘉門の一年で最も好きな季節がやって来るかと思うと、心も自ずと弾む。
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