この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕のとなり
第11章 同棲

「いらっしゃい、さ、二人共中に入って頂戴…」
「お邪魔します…」

優真が緊張したようにそう言った。

「初めまして、あなたが森山さんね?」
「はい、僕が森山優真です…お義母様ですよね?」

「そうよ、薫の姉には見えないわよね?そもそも、薫は一人っ子だけど…」

そう佳代子は言うと大きな声で笑うのだった。
僕らも釣られて笑った。

「母さん、父さんは?」
「お父さんは居間にいて待ってるわよ…さ、上がって頂戴…」

僕らは促されるままに玄関の上の板張りの廊下に上がった。
居間は家の1階の奥にある。

そこまで廊下を歩いてゆく。
突き当りの部屋が居間だった。

その居間の大きな座卓に父、寛貴が座布団に座って待っていた。

「お父さん、薫たちが来ましたよ…」
「お、そうか、君が森山くんだね?」

「はい、お義父さん…」
「薫がいつも世話になっている様で済まないね…」

「いや、僕の方こそ薫くんに世話になってます…」

事実、優真の部屋の掃除や食事の支度は僕がやっていたのだ。
世話をしているのは僕の方だと思った。

/124ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ