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僕のとなり
第12章 同棲生活

僕は嬉しくて仕方がなかった。
ショップに着くと直ぐに僕はクロムハーツのリングを探した。

ジュエリーショップにはリングの他にも、ピアスやネックレス、イヤリングなどが綺麗に陳列されていた。

そのジュエリーたちは毎日店員の手で磨かれ、明るいライトの光に照らされて光輝いていた。

ショップの店員が僕らを見ると声を掛けてくる。

「ペアリングをお探しですか?」
「はい、クロムハーツのペアリングありますか?」

僕は店員の女性にそう言った。
すると、女性はクロムハーツのある場所まで案内してくれる。

僕はそこからとてもシンプルだけど綺麗なデザインのリングを見つけた。
リングの外側に綺麗なクロムハーツ独特の幾何学模様の形が刻まれている。

クロムハーツは人気が高かった。
それに、値段もそれなりに高い。

でも、品物自体はとても良いものだと僕は思っていた。

「お客様、どれかお気に召した品物はございますか?」

女性店員は優しくそう声を掛けてくれる。
僕らは、ペアリングを見て、それを手に取って見える様にウィンドウから出して貰った。

僕の指は男にしてはちょっと細かった。
サイズを測ってもらうと9号サイズで、女性用のリングでも良かったのだ。

リングの試着をしてみた。
僕は9号サイズでピッタリだった。

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