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僕のとなり
第2章 彼女

ミウは嬉しそうに喉を鳴らした。
そんな僕の姿を見て真央は嬉しそうに笑うのだ。

「ちょっと暖かくなってきたけど、今夜はシチューでいいかな?」
「別に、構わないです。僕も作るの手伝いましょうか?」

僕は、料理をするのが好きだった。
家でも母、佳代子の料理の手伝いを良くしていたのだ。

「なら、少し手伝ってくれるかな?」
「もちろんです…じゃ、手を洗いますね…」

僕はワンルームの部屋の小さなキッチンで手を洗った。

「で、何をすればいいですか?」
「じゃ、サラダを作ってくれる?」

「分かりました…」

僕は冷蔵庫の野菜室からレタスとトマト、キュウリに紫玉ねぎを取り出した。
レタスを手でちぎってサラダボールに入れる。

紫玉ねぎを薄くスライスし、水に短時間さらす。
キュウリも斜めにスライスしてゆく。

トマトはくし切りにしておく。
水にさらした紫玉ねぎの水気を切り、レタスを入れたサラダボールに綺麗にいれていく。

その上に斜めにスライスしたキュウリを乗せる。
そのキュウリの上にくし切りにしたトマトを乗せて出来上がりだ。

食べる時にドレッシングを掛ければそれでいい。
サラダは出来上がった。

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