この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕のとなり
第2章 彼女
僕が身体を強張らせているのが分かったのだろうか。
真央は急に立ち上がると部屋に置いてあるコンポの前に行った。
そして、あるCDをセットした。
プレイボタンを押す。
すると、部屋には天使の歌声の様な綺麗な声が聞こえてきた。
「エンヤは知ってるかしら?」
エンヤは僕も知っている。
あの綺麗な声は一度聴いたら忘れる事は出来ない。
「ええ、知ってます…」
「リラックスするのにはいい曲よね…」
そう話すと真央はまた僕の隣に来て座った。
僕はやはり身体が緊張なのか、それとも別な事で固まっているのか分からなかった。
「薫くん、キスしていい?」
「え?」
これが、初めての事ではなかった。
真央の家に来るのは今回で2回目だった。
でも、毎回キスを迫られるとどことなく腰が引けてしまう。
「今日も緊張しているのね?」
「は、はい…」
「何で、そんなに緊張するの?私が怖い?」
「そ、そんな事は、な、無いです…」
真央は急に立ち上がると部屋に置いてあるコンポの前に行った。
そして、あるCDをセットした。
プレイボタンを押す。
すると、部屋には天使の歌声の様な綺麗な声が聞こえてきた。
「エンヤは知ってるかしら?」
エンヤは僕も知っている。
あの綺麗な声は一度聴いたら忘れる事は出来ない。
「ええ、知ってます…」
「リラックスするのにはいい曲よね…」
そう話すと真央はまた僕の隣に来て座った。
僕はやはり身体が緊張なのか、それとも別な事で固まっているのか分からなかった。
「薫くん、キスしていい?」
「え?」
これが、初めての事ではなかった。
真央の家に来るのは今回で2回目だった。
でも、毎回キスを迫られるとどことなく腰が引けてしまう。
「今日も緊張しているのね?」
「は、はい…」
「何で、そんなに緊張するの?私が怖い?」
「そ、そんな事は、な、無いです…」