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僕のとなり
第5章 日曜日

“な仕合せ”とは、人間がお互い仕え合う事を言うらしい。

『仕』とは尊い相手に仕えるという意味で、仕え合う、し合う事でお互いが『しあわせ』になれることを言うらしい。

その『仕合せ』の意味を中島みゆきさんは知っていたのでしょう。
と、最後に中村牧師はこう言ってお説教は終わった。

お説教が終わると、また讃美歌を歌い礼拝は終了した。
時計を見ると11時半だった。

礼拝が終わると皆で軽く、お茶などをして談笑するのが普通だった。
この日も、礼拝が終わるとお茶会が始まった。

僕もお茶の用意を手伝う。
そんな姿を教会員の人は見るといつもこういうのだ。

「薫くんは、本当に女の子みたいに気が利くのね?」

僕はそれを聞くと照れ笑いをしながらお茶の用意をした。

お茶会が始まると皆、チョコレートやらクッキーやら、教会員の人がお土産に持ってきてくれたお菓子などを食べながら談笑し始める。

そんな中、加藤さんが僕の隣にやってきた。

「薫くん、彼女いるんだよね?彼女は元気にしてるのかい?」
「ええ、彼女は元気ですよ…」

「で、上手くいってるのかい?」
「え?そ、それは…」

「え?仲でも悪いのかい?喧嘩でもした?」
「いえ、そう言う意味じゃないんですけどね…」

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