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僕のとなり
第5章 日曜日

加藤さんはちょっと驚いている。

「加藤さん、母には内緒にしてくださいね。お願いします…」
「わ、分かったよ、佳代子さんには言わないから話してくれないか?」

それを聞くと僕はちょっと安心した。

「実は、僕、彼女とエッチする時、勃たないんです…」
「え?本当に?」

「はい、興奮しないんです…それで、いつも彼女に可哀相な事しちゃってて…」
「…で、何か思い当たるところはあるのかい?」

「何もないんです、ただ、余り女性に興味が無いと言うか、何と言うか…」

僕は口ごもってしまった。
すると、加藤さんはこう言ってくる。

「他に、好きな子とかいるんじゃないのかい?」
「え?他に好きな人ですか?」

「そうだよ、彼女に興味が湧かないのはそれなんじゃないのかい?」

僕は、優真の事を思い出していた。

「実は、僕、今とても気になる人が居るんです…」
「それは、誰なんだい?」

僕はなかなか言い出せなかった。
でも、また声を押し殺して言ってみた。

「そ、それが、その相手って、だ、男性なんです…」
「だ、男性なのかい!?」

加藤さんは驚愕の表情でいっぱいだった。

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