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第6章 キス

僕はまず、肉じゃがから作ろうと思った。
じゃがいもの皮を剥きちょっと大きめに切った。

ニンジンは皮付きのまま小口切りに切る。
玉ねぎは大きなくし切りに切った。

しらたきは食べやすい大きさに切ってゆく。
鍋にじゃがいも、ニンジン、玉ねぎ、しらたきの順に綺麗に入れてゆく。

そこに、麵つゆを1対に対して水2を入れてゆく。
そして、鍋に火を付けてじゃがいもが柔らかくなるまで煮込む。

豚バラ肉は最後に入れることにした。
最後に入れる事によって、肉が火を通し過ぎずに柔らかく仕上がるのだ。

次に、ネギまを作る為に鶏もも肉を出して小口切りに切ってゆく。
長ネギは3センチ位の長さで切った。

それを、鶏もも肉と長ネギを交互に串で刺してゆき、最後に塩を少量振りかけガスレンジで焼いてゆく。
この様子を見ていた優真はこう言ってくるのだ。

「ネギまは串から刺して作るのか？」
「うん、そうだよ、家ではそうしてる…」

「流石だなぁ…」

優真は興味深げにそう言った。
次は、アサリの酒蒸しだった。

アサリは砂抜きしたものを買ってきた。

鍋にチューブのニンニクと生姜を入れ炒めていき、香りが出たらアサリを入れてサッと炒めて塩を振って蓋をして2分ほど蒸し焼きにすれば出来上がる。