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君とセカンドラブ
第10章 こんな俺で良ければ
「好きだと言ってもらえて嬉しい…
お兄ちゃんに私の全部をあげる…」
「明日香、お前、何を言ってるのかわかっているのか?」
「わかってるよ…お兄ちゃんを明日香の最初の男として選びたいの」
そんなことを言いながら
パジャマのズボンに伸びた手は
遼太のペニスのシルエットを優しく撫で上げる。
もう我慢の限界だった。
遼太は、明日香が妹だというのを忘れて服を脱がした。
ナイトブラを着けていない胸は
パジャマを脱がすとムアッと女の香りが強くなり
そっと仄かな灯りに浮かぶ乳房に手を添えた。
その途端、ビクッと体が震えたので
遼太は一瞬我に帰り、
「ごっ、ごめん」と謝った。
『お、俺、何を考えてんだよ…
母親の葵だけでなく娘の明日香にまで手を出すなんて…』
これじゃあ、俗に言われる親子丼を食らうって奴じゃないかと、処女を奪うことに抵抗を感じた。
「えっ?何で?何で謝るの?」
「だって…本当は嫌なんだよな?」
すると明日香は無言で下着を脱ぎ捨てて、
遼太の枕元にしゃがみこんで、おずおずと股を開いた。
「見て…お兄ちゃん…」
黒い陰毛ではなく、毛が薄い金髪の陰毛だから、
もろにタテスジの奥まで見えた。