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君とセカンドラブ
第12章 夫婦の営み、兄妹の営み

「は、あ、むぅん…」

誠一は浴室に葵を連れ込むや否や、
葵の唇を塞ぐようなキスをした。

「ホラ、もっと舌を出せよ」

「ふ、ん、んン…」

葵は言われるがままに
舌を少し上向きに突き出した。

「ふん、卑猥な舌を出しやがったな」

誠一は差し出された舌を
ちゅう…と音を立てながら吸い付き、
一緒に吸い取った葵の唾液を飲み込む。

誠一は葵とベロチュウをしながら
手探りでシャワーのコックを探しだし
一気にシャワーを放出させた。
頭上からは激しい水流が二人を襲い雨のように音を立てる。

ベロチュウをする二人の顔面に雨粒のような水が落ちていく。

「ほら、もっと気持ちよくさせてやるからな」

「あぁ、だ、め、あなたぁ…!」

髪から水滴を垂らした両者は見つめ合い、
徐々に熱を昂らせる。

「ふん、乳首まで勃起させやがって…
感じてるのか?」

「だって…」

こんなにも勃起させやがって!
誠一は人差し指の先で、
ゆっくりと葵の胸の芽の周りで円を描く。

「う、うっ…」

「なんだ?立ってる乳首を直接触られたいのか?」

「ん、んぅ…」

その通りよとばかりに葵のくびれた腰が蠢く。

「あァ、っ!」

頃合いを見計らって、
誠一は、胸の小さな蕾をツン、と勢いよく弾いた。

体内をほとばしる刺激に耐えきれず、
背中を退け反らせて葵はこの夜最高のあえぎ声で悦んだ。
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