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君とセカンドラブ
第13章 筆下ろしのお手伝い

青い海、青い空、白い雲…

何から何まで素晴らしい景色だった。

ここに遼太と二人っきりなら申し分ないのに
明日香を取り囲む男は
喫煙で何回も補導されているリーダー格の男が霧島祐吾を筆頭に
小太りで冴えない男が豊島健太。
おっぱい好きで、あの布団部屋で明日香の乳を執拗に吸っていたのが青田信彦。
悪ガキの中でも比較的おとなしいのが西田正臣だった。

海の家の更衣室からビキニに着替えて姿を現した明日香を彼たちはとてもいやらしい目で舐めるように見つめた。

「お前、本当に中二かよ」

霧島が年齢を偽っているんじゃないかと明日香に問い詰めた。
彼がそう言うように、明日香のボディはすでに女として出来上がっていた。

遼太にバージンを捧げてから
もう何度もセックスをしている体は
より一層に女らしさを増していた。

砂浜にテントを設営し終わると
おっぱい星人の青田が「今すぐテントに連れ込んで裸にしようぜ」と言い出した。
「バカだなあ、こんなカンカン照りなんだぜ、テントの中は蒸し風呂で5分も入ってらんねえよ」
霧島が青田のはやる気持ちを制した。

「そうだよ、こんな良い女を連れてんだぜ
周りの奴らの羨望の眼差しを受けるのもいいじゃないか」
小太りで冴えない豊島は女を連れ歩く優越感を感じたことがなかったので、ここぞとばかりに優越感を味わいたいと思った。

西田は今日もまた無口でおとなしく、
ひたすらスマホで明日香のビキニ姿を何枚も画像に納めていた。

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