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君とセカンドラブ
第3章 葵という女

睨み付けるやけに黄ばんだ瞳が恐ろしくて
葵は三人の兵士の後に続いて寄宿舎の方へ歩き始めた。

廊下を真っ直ぐ進むはずなのに
何故だか三人の兵士は途中の階段を降りはじめた。

「あの…お部屋へ運ぶんじゃないのですか?」

疑問に思ってそう尋ねると
「トレーニングルームで体を鍛えながら食べるのさ、つべこべ言わずに運びな」と有無を言わせずに三人の兵士はトレーニングルームと彼らが呼ぶその部屋に連れ込まれた。

ベンチだけが置いてある殺風景な部屋…
トレーニング器具などどこを見ても見当たらない。
気味が悪くなった葵はサンドイッチを乗せたトレイを一人の兵士に押し付けると、急いで帰ろうとドアを目指した。

「おっと!まだ帰さないよ」

熊のような体格の兵士がドアを閉めて鍵を掛けた。

「えっ?どういうこと?」

「俺たち、ずいぶんと長い間、女を抱いていないんだよ」

そんなことを言いながら、その兵士はズボンとパンツを脱いだ。
それが葵が見た初めての勃起したペニスだった。

下半身を見せつけられて
自分が何をされようとしているのか
男性経験のない葵も容易に気づく。

「やめて!帰して!!」

自分でもこんなに大きな声が出せるのだと驚くほどの大声で拒んだ。

「ここは俗に言われる反省室なんだ
いくら大声を出しても外には聞こえないさ」

ほらほら、俺のコックも見てくれよと
もう一人の兵士も下半身をむき出しにする。
まるで人間の腕のようにビッグなペニスが懸垂でもするかのように上下に揺れていた。

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