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君とセカンドラブ
第14章 招かざる客
人は食事を共にすると
なぜか心が打ち解けるものだ。
Lサイズのピザも
フライドチキンもポテトも
あっという間に二人で平らげてしまった。
「星羅さんは細身なのに
食欲旺盛なんだね」
「よぐ言われるわ
それに…旺盛なのは食欲(しょぐよぐ)だげでなぐ性欲(せいよぐ)も旺盛なのよ」
えっ?今、性欲って言った?
途端に遼太の視線は星羅の大きく開いた胸元に釘付けになった。
客人だからと遠慮して、あえてデコルテには視線を外していたけれど、こうしてじっくり拝見すると、女として意識してしまう。
『いけない、いけない!
この人は父の客人なんだ
いやらしい目でボディラインを見ちゃいけないんだ!』
そう思えば思うほど
遼太の視線は星羅の体を透視でも出来るかのように見つめてしまう。
彼女だってじっと体を見られていることにイヤでも気づく。
「まだまだ~
色気付いでしまってぇ
おい、女どして魅力的がしら?」
「い、いや…ごめんなさい…
やっぱり何ていうか…
その…意識しちゃいます」
俺は何を言ってるんだと
遼太は自分の拳で頭をコツンと叩いた。
「そ、そうだ!
長旅で疲れたでしょ?
お風呂にお湯を張りますから、ゆっくりと入浴してください!」
股間が勃起し始めたので
このままではヤバイと
遼太は慌てて席を立って星羅から遠ざかった。