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君とセカンドラブ
第3章 葵という女

「そんなこと言わないでいいのよ」

二人の会話を陰で聞いていたキッチンのメンバーが葵の背を押した。

あんたの分ぐらいみんなで手分けすりゃなんとかなるんだから

古参の敏子さんを始め
キッチンのメンバーが「大丈夫よ」と声をかけた。

「でも…」

「みんなの好意は素直に受けなきゃ
人の恋路を邪魔するやつは海で溺れて死んじまえというでしょ」

母もジョージを気に入っていたので
大喜びで二人を送り出してくれた。


青い海、青い空…

ジョージと二人で過ごすバカンスはとても幸せだった。

「今夜…君を抱きたい…」

部屋から夕日を眺めながら
ポツリとジョージが告げた。

「あなたに抱かれたい…
でも…怖い…」

葵の脳裏に三人の黒人兵にレイプされたことが
トラウマとしてよみがえる。

「優しく抱くから…
でも、無理強いはしないよ
君がイヤなら僕は…」

「ううん!イヤじゃない!
怖いけど…私はあなたに抱かれたい!
あなたに全てを忘れさせてほしいの!」

時が経つのも忘れて二人は長い間唇を重ね合わせた。
ジョージの大きな手が、そっと葵の背中を撫でる。

「あっ…」

ビリビリと電気が体を突き抜けていく感じがした。
こんな経験は生まれて初めてだった。


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