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君とセカンドラブ
第7章 四人での生活
「私…クラスメートが手を繋いで下校するのを
いつも羨ましく思っていたの…」
「そっか…じゃあ、これからはいつでも俺が手を繋いでやるよ」
ほら、手を出しな。
そう言ってあげると嬉しそうに明日香は手を差し出した。
あの初めての紹介の場で
明日香を部屋に呼び戻すために手を繋いだことはあったけど、あの時と今とではシチュエーションも違うし、明日香の手を握ったらドキドキしてきた。
か細い指…
しっとりと馴染む手のひら…
今まで気にしたことはなかったけど
女性の手ってこんなにも柔らかいんだと
遼太の手の中にすっぽりと包み込まれる明日香の手を握っていると、先程までオナニーをしていたアレがムクムクと…
『あ!やべっ!』
パンツと薄いナイロン生地の短パンだから
股間の膨らみが激しく目立ってしまう。
遼太は慌てて枕を股間の上に置いて勃起を隠した。
それを何を勘違いしたのか
明日香は疑うこともせずに
膝枕ならぬ股間枕として、その上に頭を乗せてきた。
「おい、何してんだよ!」
「えへへ…私ね、物心点いたときにはもうパパがこの世にいなかったから、膝枕をしてもらうのも夢だったの」
外見は高校生以上に大人びている明日香だが、
やはりまだまだ中学生になったばかりの女の子で
何も考えずに甘えて来た。