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君とセカンドラブ
第7章 四人での生活
「ほんとに?
…ここで寝ちゃう?」
妹とはいえ、血など繋がっていないんだ!
このまま押し倒して猛々しいペニスを
見た目は異国人の明日香のおま○こへぶちこんでやろうか!
遼太の手は揺り起こす明日香の腰から
ススス…と滑り降りて豊かなヒップの丘を撫で始めた。
その途端!
「don't touch me!!」と
聞き取れないほどの早口で喚き散らすと
明日香は遼太の手を払い除けて飛び起きた。
「えっ?何?触られたくなかったの?」
何だよ!結構いいムードだったじゃん!
エロい小説なら、このままなし崩しにセックスするパターンじゃないか!
「いいからこっちへ来なよ」
立ち上がって遼太を睨み付ける明日香の手を無理やり掴んでベッドに引きずり込んだ。
「やだ!お兄さん、こんなのイヤよ!!」
明日香が初めて遼太の事を「お兄さん」と呼んだ事で、遼太の理性がいやらしい事を考えている悪い心を片隅に追いやってくれた。
「なぁ~んてな…冗談だよ
ちょっとじゃれ合おうとしただけだよ」
慌てて取り繕ったけれど
股間を激しく勃起させているので
まったく説得力などありはしなかった。
いつしか階下のラブタイムと終わったようで
シーンとした夜の静寂が訪れていた。
「ほ、ほら、ママの声も聞こえなくなったし
もう自分の部屋に戻って寝な」
さっきはベッドに引きずり込むために掴んだ手を
今度はベッドから立ち上がらせるために引っ張った。
おやすみも言わず、振り返りもせずに
明日香は小走りで逃げるように部屋に戻っていった。