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アイドルを目指す少女とその母の物語
第10章 夢を叶えたここみ・・・
翌日・・・

ここみは放課後高木に呼び出され職員室に入った・・・

「青山、向こうの部屋に行こうか・・・」

高木とここみは職員室の隣にある応接室に2人きりで入り、ソファーに座った・・・

「青山・・・お前のスカートのことを俺にちくった生徒のことなんだが・・・」

「は、はい・・・💛」

「誰にも言わないと約束させたから安心しろ・・・」

「本当ですか?💛」

「ああ、俺には教師としての武器をいっぱいもっているからな・・・ハアハアハアハア・・・」

ここみは高木の不気味な笑い声に恐怖を感じた・・・

「ところで青山・・・スケジュール的に時間がとれる週末はあるのか?」

「それは・・・💛マネージャーに聞いてみないと・・・💛」

「そっか・・・お前、週末は仕事で忙しいもんな・・・」

「はい・・・💛」

「じゃあ、平日のどこかでうちに泊まりに来ないか?」

「えっ?!・・・💛と、とまりですか・・・💛」

「心配するな・・・うちの家、1部屋開いているからさ・・・」

「で、でも・・・💛」

「嫌か?嫌なら・・・今回の交渉は決裂だな・・・スカートのことを皆に言わなきゃいけないね・・・」

「まって!💛それだけは止めて!💛お願い・・・💛」

「じゃあ・・・泊りにくるか?」

「は、はい・・・💛行きます・・・💛」

「そっか・・・それなら交渉は継続だな・・・やっぱりお前は賢い子だ・・・」

『あー行くっていっちゃたよ・・・どうしよう・・・』

ここみは一晩悩んだ末、未来に高木との約束のことを打ち明けて、協力を得ようと考えた・・・

翌日の放課後・・・

「未来・・・💛」

「どうしたここみ・・・💛深刻な顔して・・・💛」

「内緒の相談があるんだけど・・・💛」

「内緒の相談?💛」

ここみは未来に、高木と協定を結んだ経緯の全てを打ち明け、お泊りの時の偽装工作を依頼した・・・

「ここみ・・・💛わかったわ、協力するね・・・💛でも・・・💛」

「でも?💛」

「私が困った時はちゃんと助けてよね!💛」

「うん💛約束する!💛」
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