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アイドルを目指す少女とその母の物語
第10章 夢を叶えたここみ・・・
ここみはベッドに腰掛け、翔太の部屋全体を舐め回すように眺めた・・・

すると本棚の一番下に扉が付いているところがあり、ここみはなんとなく気になった・・・

「翔太君・・・💛ここ、何が入っているの?💛」

「えっ!?あっ!そこは見ちゃダメ!!」

翔太は突然大きな声を出した・・・

「どうしたの?翔太君・・・💛ここみ、聞いただけだよ・・・💛」

「あっ・・・そ、そうだよね・・・ごめんなさい・・・」

『怪しい・・・絶対になにかるな・・・まっ、とりあえず後の楽しみにしておこ・・・』

「翔太君、わからい所があれば言ってね!💛」

「は、はい・・・」

そして40分くらい経ち、翔太の宿題が終わった・・・

「翔太君、凄いね!💛全部、一人でできたんだね・・・💛」

「うん!💛」

翔太はにここみの顔を見て、自慢げな表情を見せた・・・

ここみは思わず翔太の頭を撫でて、いい子いい子した・・・

『ここみちゃん・・・すごくいい匂いがする・・・ぎゅーって、したいな・・・』

『翔太君って・・・ほんと女の子みたいで可愛い・・・わたし、この子、好きかも・・・』

小6男子と中1女子のこの2人、まったく何を考えているのやら・・・

そして夕飯の時間となった・・・

「わーカレーだ!💛」

「好きか?」

「うん!💛でも・・・💛」

「人参か?ちゃんと入っているよ!」

「えっ?!・・・💛」

「嘘だよ・・・入ってないよ・・・」

「先生・・・意地悪だよ・・・💛」

「さっ、食べて食べて・・」

「いただきまーす!💛」

「なになに・・・💛このカレー、すっごく美味しいね!💛」

「だろう・・・このカレーには秘密のスパイスが入っているんだよ・・・」

「秘密のスパイス・・・💛」

「さあ、いっぱいあるから、沢山食べな!サラダもちゃんと食べるんだぞ!」

「うん!💛」

楽しい夕飯も終わり、高木親子が先にお風呂に入り、ここみが入る順になった・・・

「青山、先に入って悪かったな・・・」

「いえいえ、大丈夫です💛じゃあ、わたしもお風呂入りますね・・・💛」

「ああ、ゆっくり入れよ!」

「はい💛」

ここみは着替えの下着とパジャマを持って脱衣所に行き、バスルームに入った・・・
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