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アイドルを目指す少女とその母の物語
第10章 夢を叶えたここみ・・・
「あーーあっ・・・ここみちゃん・・・見ちゃったね・・・ダメって言ったのに・・・」

「えっ?!翔太君、起きていたの・・・💛」

「だって、ここみちゃん、僕の部屋、また見たいって言っていたじゃんか・・・」

「そ、そうだよね・・・💛」

『ヤバイ・・・この展開・・・嫌な予感しかしない・・・』

「ねっ~ここみちゃん・・・」

「な、なに・・・?💛」

「ぼくと一緒に寝てくれない?」

「そ、それは・・・💛」

「ダメ?」

「ダメっていうか・・・💛男の子と女の子は、一緒に寝ちゃいけないんだよ・・・💛」

「なんで?パパとママは一緒に寝ていたよ・・・」

「それは・・・結婚している大人と子供は違うんだよ・・・💛」

「ふ~ん・・・ぼくのお願い聞いてくれないんだね・・・じゃあ、このパンツ返してあげない!」

「なに?な、なんで私のパンツ持っているのよ!!💛」

ここみはお風呂に入る前に穿いていたパンツを、翔太に盗まれていたことに、今、気づいた・・・

『ヤバイ・・・お風呂を出た後、確認しないで纏めてしまっちゃたよ・・・この、変態野郎・・・』

「翔太君・・・💛人の物盗んだらダメでしょう!💛さっさと返しなさい!💛」

「ヤダッ!」

「いいから返しなさい!!💛」

「なんでだよ!ここみちゃんだって、ぼくが隠していたものを勝手に見たくせに!同じじゃないか!!」

「そ、それは・・・💛」

「だから・・・今度は、ここみちゃんが、ぼくのお願いを聞く番だよ!」

「そ、そんな・・・💛じゃあ、翔太君のお願い聞いたら、パンツ返してくれる?💛」

「うん!返してあげるよ!」

『仕方がない・・・小6の男の子だし、一緒に寝ても何も起きなか・・・』

ここみは翔太のベッドの中で横になり、翔太は部屋の明りを消して、ここみと添い寝した・・・

「翔太君、おやすみ・・・💛」

「ここみちゃん・・・ここみちゃんって、凄くいい匂いするよね・・・」

『なに、ませたこと言ってんのよ・・・ガキのクセに・・・』

「そう・・・💛ほらほら、いいから、早く寝なさい・・・💛明日も学校でしょ・・・💛」

ここみはお姉さんぶってみせた・・・

しかし、ここみは翔太の変態的な言動が頭から離れずに、眠れないでいた・・・
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