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アイドルを目指す少女とその母の物語
第3章 レッスン開始
3日後・・・ここみと母がレッスンの為、学校が終わってから事務所を訪れた。

「ここみさん、こんにちは!」

「近藤さん、こんにちは!今日からよろしくお願いします!💛ここみ、がんばります!💛」

「ここみさん、よいですねー、気合十分って感じですね!」

「はい!💛」

ここみと近藤はレッスン場に向かい、ここみの母は社長室に向かった。

コンコン・・・

「どうーぞ、お入りください。お母様、約束通りに来ましたね。さっ、どうぞ、どうぞ、お座りください」

「はい・・・💛」

「そんなに緊張しなくても・・・リラックスしてくださいね、美穂さん・・・」

「・・・・・💛」

「あっ、そうだ、二人の時は今日から僕の事、隆って呼んでくださいね、いいですか?」

「えっ!?・・・は、はい・・・💛」

「では、美穂さん、隣の部屋に行きましょう」

社長室の隣のドアが開き、中を見た美穂は絶句した・・・

「どうしました、美穂さん・・・」

「な、なんで、ここにベッドがあるのですか・・・💛」

「美穂さん、いいでしょ、ここは僕専用の休憩ルームなんだ!」

そう言いながら、隆はドアを閉めカギを掛けた。

美穂は今になって後悔した・・・なんで、あんな誓約書にサインしてしまったのかと・・・

「美穂さん、もしかして後悔しているのかな?」

「・・・・・💛」

「大丈夫ですよ、僕が美穂さんのこと、ちゃんと幸せにしてあげますから、さあこっちにおいで!」

美穂は恐る恐る、ベッドで横になっている隆のもとへと近づいて行った・・・

そして、隆に腕を掴まれ、強引に体を引き寄せられた・・・

至近距離で目が合い見つめ合う二人・・・

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