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食虫植物
第3章 禁断の丼
 こんな天国生活にもう一つ転機がやって来たは2月の中半のことだった。
 「あのね、御主人様。」
 膝の上に乗った響子が少し戸惑い混じりに話を切り出したのは日曜の昼下り。
 当日には渡せないからと1日早いバレンタインデーの手作りチョコを口移しでくれた後だった。
 「ん?チョコレートなら美味しかったぞ。」
 「わ〜!嬉しい!・・・そうじゃなくて!」
 あれ?味の感想が聞きたかったんじゃないのか?
 「どうした?」
 「お母さんが陽子さんと御主人様をご飯に招待したいんだって。」
 響子の母親には俺の事を陽子の夫だと説明させている。
 冬休みから無料で家庭教師をしてもらい娘の成績を大幅にアップさせてくれた親切な夫婦にお礼がしたいということらしい。
 正直面倒くさいのだが親の機嫌を損ねて響子と疎遠になるのもつまらない。
 「判った。時間はそちらに合わせると伝えてくれ。」
 是返事と共に響子の薄い胸の上で一生懸命自己主張しているピンク色の乳首を舌で転がす。
 チリン。
 澄んだ鈴の音。
 中学生の身体には不似合いな奴隷の印、金の鈴が乳首から下がっている。
 デザインは陽子の物と同じだがピアスではなく脱着可能なネジバネ式の留め具だ。
 クラスメイトの前で着替えする機会が多い中学生に流石にボディピアスは施せない。
 18歳になったら成人のお祝いに胸と股間に陽子とお揃いのピアスを送ってやるつもりだ。
 それもその時まで俺が響子に飽きてなければの話だ。
 

 
 
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