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食虫植物
第3章 禁断の丼
 「ダメェ〜〜!止めてぇ!きついのぉ!」
 「ん?止めて欲しいのか?気持ち良いんだろ?正直に言ってみろ」
 耳孔を舐めながら注がれる意地悪な言葉に小さくイヤイヤをしながらもベロを伸ばしてくる。
 言葉にこそしていないがもっと続けてとの意思表示だ。
 口内で蠢くベロを吸いながら腟内に潜らせた指の腹で膣壁を探る。
 久し振りに挿ってきた他人の指を歓迎するように柔らかな肉壺がキュッキュッと締め付けてくる。
 ディープキスを繰り返しながらも薄目で遼子の反応を観察する。
 どの辺をどう触ったときどんな反応をするのか。冷静に記憶していく。
 十人寄れば気は十色。 
 多くの女を満足させる為にはこういう地道な努力も必要になる。
 巨砲頼みの猿の腰振りだけでは長続きしないのだ。
 特に俺みたいな醜男は慢心することは出来ない。

 手技だけで二度程逝かせてからスーツワイシャツを脱ぎ捨てアンコ型の裸体を晒す。
 汗ばんだ身体が一気に冷える。
 ベッドの上に横臥する遼子の髪は乱れ顔は涙と鼻水と涎でびっしょりと濡れ汚れとても他所様に見せれた物ではない。
 ゼイゼイと荒い息を吐く顔に股間を近付ける。
 「脱がせてくれ。」
 短い命令に遼子はノロノロとベッドの下に降り跪く様に顔を寄せてくる。
 「アァ~~」
 鼻腔から入った立ち昇る淫臭が脳味噌を揺らす。
 甘い溜息をつきながら手はベルトのバックルにかかり数秒で拘束を緩める。
 ズボンとボクサーパンツを引き下ろすと解き放たれた肉鞭が遼子の頬を襲う。
 口径5cm、全長30cmの巨大な逸物を目近にして未亡人が息を呑む。 
 「アァ~ン。凄く大っきい。」
 うっとりと呟くと玉袋と竿の付け根に同時に唇を這わせる。
 亡夫に仕込まれたのかチロチロと竿に舌を這わせながら右手は亀頭を左手は玉袋を優しく撫で擦る。
 確かに気持ち良いのだが他人に仕込まれたテクニックで翻弄されるのも気分が悪い。
 尻穴に力を込めて締めると呼応して愚息が跳ねる。
 「アン」
 鼻面を叩かれる奇襲に遼子の手が止まる。
 「あのさ。」
 呼び掛けられ見上げる目は霞がかかったようにトロンと蕩けている。
 「今日の為に3日程禁欲性活してて結構溜まってるんだが何処に出して欲しい?顔か?口か?デカ胸か?ケツ穴か?」
 「オ・・・・い」
 蚊の鳴くような声。

 
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