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年上イトコのツイフェミな誘惑
第3章 第3話 マンスプレイニング(なかだしのれんしゅう)
 いつしか自分より頭半分ぐらい大きくなっても中学生の頃のように甘えてくる俺を見て、マコ姉は感慨深そうに口を開いた。

「それにしても、あんなにかわいかったこうくんがこんな立派なアルファオスになって私を求めてくるようになるなんて。白鳥は優雅に見えても水の下では足をばたつかせていると言いますけど、こうくんも純朴に見えていても実は私を抱くために野心を燃やしていたんですね」
「あはは、毎週マコ姉といちゃいちゃして精子出してた時点で全然純朴なんかじゃないよ。ところでマコ姉、白鳥のその逸話って漫画原作者の梶原一騎さんが広めた作り話で、実際は単に水に浮いてるだけだって知ってた?」
「えっ? そ、そうだったんですか……?」
「あとさっき言ってた大円団も正しくは|大団円《だいだんえん》だよ。間違ってる人結構多いけどマコ姉も勘違いしてたんだね。何かかわいいなあー」

 間違いを指摘されて珍しく顔を赤らめているマコ姉に、俺は愛おしさを覚えながら再びちゅぱちゅぱとおっぱいを吸い始めた。

 しかしその瞬間、マコ姉は自分に抱きついていた俺の両肩を掴むと無理やり離れさせた。
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