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年上イトコのツイフェミな誘惑
第2章 第2話 ミラーリング(はずかしいかっこう)
「そーいやマコ姉って文系女子大で何研究してるの? 漢文の|木簡《もっかん》を1日中読んでたりするの?」
「社会派の私がそんな何の生産性もない研究をする訳ないでしょう。ちゃんとフィールドワークをしてデータを集めて発表していますよ。ほら、こんな感じで」
「へえー、東京女子大の女子大生100人に性被害の経験を匿名アンケートで尋ねて、東京工業大学の男子大学生100人には性被害の経験を直接インタビューしてるんだね。あれ、でもこれデータとして比べるには非対称的じゃない?」

 マコ姉は生粋のツイフェミなので大学でもそれっぽい研究をしているらしく、ノートパソコンの画面には作りかけのパワポスライドが表示されていた。

「これはミラーリングです。ジャップオスのおじさん記者が雑誌で『ヤレる女子大生』とかの特集を平気で組むのですから私たちがチー牛の男の子たちに性被害の経験を聞いたってそれはセカンドレイプではないのです」
「ええー、いやまあチー牛がマコ姉に性被害の経験を聞かれたらむしろ快感だと思うけど」
「そもそも性加害を行うのは男性に決まっているのですから男子大学生の性被害経験はぜひ聞いてみたいじゃないですか。ホモが嫌いな女子なんていません」
「うわあ、マコ姉が平成の弱者女性みたいなこと言ってるよー。ミラーリングって響き自体がちょっと弱者女性っぽいけど」
「なにっ? こうくん、君は今言ってはいけないことを言いました。これは許せないので久々にお仕置きです。ほら服脱いで、そのかわいくてやわらかいお服を今すぐ脱いで」
「俺のコンプレックスえぐるのやめてよ! あ~れ~」

 マコ姉はがばっと起き上がると俺を背中から抱きしめて股間に右手を伸ばし、包皮にくるまれているペニスをまさぐり始めた。
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