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ギャラクシー・ジャーニー 宇宙騎士キタリヴァン
第1章 第1話 人造人間の性奴隷
「ミカロス男爵、宇宙連邦法特条に基づき今から貴様とその密売人を逮捕する。大人しく降伏すれば無用な危害は加えない」
「何を言うか、どのみち我々が逮捕されれば待っているのは死罪だけだ! 死ねいっ!! があっ!?」
恐怖に身をすくめているミカロスをよそに密売人の男は光線銃を取り出してキタリヴァンに連射したが、キタリヴァンが右手を振りかざして展開した|波状障壁《バリアー》は放たれた光線を反射すると全てを密売人の男に命中させた。
自らが放った光線により即死した密売人の男が床に倒れ伏すのを|一瞥《いちべつ》もせず、キタリヴァンはミカロスにつかつかと歩み寄る。
「こんな少年を性奴隷にしてあろうことか客に差し出していたとは、衛星貴族全体の責任が問われかねない醜態だな。今すぐここでぶち殺してやりたい所だが、宇宙連邦法の手前そうはできない。さあ観念しろ」
「宇宙騎士よ一つ提案がある! 貴様らは連邦政府の特命を受けているが直属の立場ではないだろう! ここで私を見逃してくれれば貴様にできる限りの利益を約束しよう。そうだ、あの巨人兵器の新型を作ってやることも……」
ミカロスが見苦しく命乞いをし始めた瞬間にキタリヴァンは右手を奴の頭部に向け、指元から放ったレーザーでミカロスを撃ち抜いた。
「何を言うか、どのみち我々が逮捕されれば待っているのは死罪だけだ! 死ねいっ!! があっ!?」
恐怖に身をすくめているミカロスをよそに密売人の男は光線銃を取り出してキタリヴァンに連射したが、キタリヴァンが右手を振りかざして展開した|波状障壁《バリアー》は放たれた光線を反射すると全てを密売人の男に命中させた。
自らが放った光線により即死した密売人の男が床に倒れ伏すのを|一瞥《いちべつ》もせず、キタリヴァンはミカロスにつかつかと歩み寄る。
「こんな少年を性奴隷にしてあろうことか客に差し出していたとは、衛星貴族全体の責任が問われかねない醜態だな。今すぐここでぶち殺してやりたい所だが、宇宙連邦法の手前そうはできない。さあ観念しろ」
「宇宙騎士よ一つ提案がある! 貴様らは連邦政府の特命を受けているが直属の立場ではないだろう! ここで私を見逃してくれれば貴様にできる限りの利益を約束しよう。そうだ、あの巨人兵器の新型を作ってやることも……」
ミカロスが見苦しく命乞いをし始めた瞬間にキタリヴァンは右手を奴の頭部に向け、指元から放ったレーザーでミカロスを撃ち抜いた。