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そこのオタクくん座談会来ない? ~秘密のギャル本さん~
第4章 第3話 ギャル本さんと怪我人介護
菱本は右手が使いにくい俺に配慮して冷蔵庫にあった食材で簡単なチャーハンを作ってくれて、俺は包帯を巻いた右手でスプーンを使ってチャーハンを食べた。
菱本はぎこちない手つきでチャーハンを食べている俺を食卓に突っ伏して眺めていて、俺が普通に美味しいな、と言うと喜んでくれた。
「三色プリン美味しそうだけど瓶の口が小さいな。スプーン入れにくいかも」
「だよねだよね。そう思ったからオタクくんにこーしてあげよっかなって。ほれ、あーんして」
「……?」
菱本は新宿区信濃町から取り寄せたらしい3色プリンの蓋を開けるとデザートスプーンでプリンをすくい、それを俺の口元に差し出した。
これは恥ずかしいと思いつつも俺は菱本が差し出したスプーンをパクリと咥えこんで、菱本はやったぁ! と歓声を上げていた。
菱本はぎこちない手つきでチャーハンを食べている俺を食卓に突っ伏して眺めていて、俺が普通に美味しいな、と言うと喜んでくれた。
「三色プリン美味しそうだけど瓶の口が小さいな。スプーン入れにくいかも」
「だよねだよね。そう思ったからオタクくんにこーしてあげよっかなって。ほれ、あーんして」
「……?」
菱本は新宿区信濃町から取り寄せたらしい3色プリンの蓋を開けるとデザートスプーンでプリンをすくい、それを俺の口元に差し出した。
これは恥ずかしいと思いつつも俺は菱本が差し出したスプーンをパクリと咥えこんで、菱本はやったぁ! と歓声を上げていた。