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そこのオタクくん座談会来ない? ~秘密のギャル本さん~
第6章 最終話 ギャル本さんといつまでも
「小学3年生の時にさ、担任の先生に学芸会で漫才をやって欲しいって言われたの。出し物の3番目で山崎さんっていう女の子と漫才をやってくれないか? って。もうホントにびっくりした。ずっとお笑いが好きだったから、あーしにはお笑いの才能があるんだって確信しちゃったぐらい」
菱本と両手をつないだまま、俺はゆっくりと菱本を下から突き上げていく。
「でもね、担任の先生は別にあーしにお笑いの才能があるって思ってた訳じゃなかったの。山崎さんはいい子だったけど|吃音《きつおん》症があって、保健室の先生と一緒に吃音を改善するための練習をずっと続けてた。山崎さんに自信を持って貰うために学芸会で漫才をして貰ったらどうかなって先生たちが思いついて、あーしはお笑いに詳しかったから山崎さんの相方に選ばれたんだよ」
真剣な表情で静かに語る菱本の姿に愛おしさを感じて、俺は両手を離すと菱本の乳房をゆっくりと持ち上げながら揉み始める。
「でも、結果は散々だった。山崎さんはクラスメイトの前ですっごく緊張しちゃって、吃音がひどくなって漫才は見れたもんじゃなかった。吃音を面白がって笑った男子たちを担任の先生は後できつく叱ったけど、山崎さんは傷ついてしばらく学校に来られなくなった。……誰が悪い訳でもないのに、誰も幸せにならなかった」
菱本は俺の腰にまたがったまま涙を流し始め、俺も当時の記憶を思い出して両目から少しずつ涙が溢れてきた。
菱本と両手をつないだまま、俺はゆっくりと菱本を下から突き上げていく。
「でもね、担任の先生は別にあーしにお笑いの才能があるって思ってた訳じゃなかったの。山崎さんはいい子だったけど|吃音《きつおん》症があって、保健室の先生と一緒に吃音を改善するための練習をずっと続けてた。山崎さんに自信を持って貰うために学芸会で漫才をして貰ったらどうかなって先生たちが思いついて、あーしはお笑いに詳しかったから山崎さんの相方に選ばれたんだよ」
真剣な表情で静かに語る菱本の姿に愛おしさを感じて、俺は両手を離すと菱本の乳房をゆっくりと持ち上げながら揉み始める。
「でも、結果は散々だった。山崎さんはクラスメイトの前ですっごく緊張しちゃって、吃音がひどくなって漫才は見れたもんじゃなかった。吃音を面白がって笑った男子たちを担任の先生は後できつく叱ったけど、山崎さんは傷ついてしばらく学校に来られなくなった。……誰が悪い訳でもないのに、誰も幸せにならなかった」
菱本は俺の腰にまたがったまま涙を流し始め、俺も当時の記憶を思い出して両目から少しずつ涙が溢れてきた。