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そこのオタクくん座談会来ない? ~秘密のギャル本さん~
第2章 第1話 ギャル本さんとラブホテル
公民館に入った俺は受付で待っていた女性にホールへと通され、そこでは新興宗教団体「グレートサクリファイス学会」の信者たちがホールを借り切って座談会を開いていた。
床に敷かれたマットの上に20名ほどの若い男女が腰掛けており、そこには俺と同じく制服姿のままで来たらしい菱本の姿もあった。
「オタクくん本当に来てくれたんだ。別に自己紹介とかしなくていいから、当てられたら適当に何か話してちょー」
「分かった分かった。まあ今日は見学に来ただけだから」
菱本と二言三言話しているとここに集まっている人々のリーダーらしい中年女性が前に出てきて、パイプ椅子に腰掛けると話し始めた。
「今日は皆様お出で頂いてありがとうございます。私たちグレートサクリファイス学会は名誉会長たるグレートサクリファイス石橋先生のご指導のもと、やがて世界に訪れる大いなる破滅に備えて日夜勉強しています。それではギャル本さん、自分のこれまでの勉強の成果を教えてください」
「はいはーい、今から発表しまーす」
ここではギャル本さんと呼ばれているらしい菱本はリーダーに指名されると前に出てきて、もう1つ置かれているパイプ椅子に腰掛けた。
床に敷かれたマットの上に20名ほどの若い男女が腰掛けており、そこには俺と同じく制服姿のままで来たらしい菱本の姿もあった。
「オタクくん本当に来てくれたんだ。別に自己紹介とかしなくていいから、当てられたら適当に何か話してちょー」
「分かった分かった。まあ今日は見学に来ただけだから」
菱本と二言三言話しているとここに集まっている人々のリーダーらしい中年女性が前に出てきて、パイプ椅子に腰掛けると話し始めた。
「今日は皆様お出で頂いてありがとうございます。私たちグレートサクリファイス学会は名誉会長たるグレートサクリファイス石橋先生のご指導のもと、やがて世界に訪れる大いなる破滅に備えて日夜勉強しています。それではギャル本さん、自分のこれまでの勉強の成果を教えてください」
「はいはーい、今から発表しまーす」
ここではギャル本さんと呼ばれているらしい菱本はリーダーに指名されると前に出てきて、もう1つ置かれているパイプ椅子に腰掛けた。