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そこのオタクくん座談会来ない? ~秘密のギャル本さん~
第2章 第1話 ギャル本さんとラブホテル
「菱本と俺はさ、今はまだセックスする時じゃないと思うんだよ。……何でか分からないけど、俺は菱本を大事にしなきゃいけない気がする。グレートサクリファイス学会にだって今日から入ってやるよ」
「そんなに簡単に決めちゃっていーの? 大学生になったら会費かかるけど?」
「菱本のためならそれぐらい払ってやるよ。会員やってれば菱本と友達でいられるんだろ?」
「そりゃそーだけど……んっ……」

 大きな乳房を揉み続ける俺の手つきに、菱本は顔を真っ赤にしたままあえぎ声を上げ始めた。

 ペニスが勃起のあまり痛くなってきて、俺は湧き上がる性欲と菱本へのよく分からない感情で混乱した脳内のまま苦痛に表情を歪めた。


 菱本は無言で右手を伸ばすと、湯の中で勃起し続けている俺のペニスを握った。

 そして菱本が右手で優しく包皮を上下させると、俺はあっという間に射精してしまった。

 お湯の中に精液が流れ散った瞬間に俺は何も考えられなくなって、向かい合っている菱本に抱きついた。

 菱本ははあ、はあとあえぎながら自分を抱きしめる俺に身を任せ、そのまま両腕で俺の上半身をぎゅっと抱きしめた。


 俺の精液と菱本の愛液が混じった湯の中で抱きしめ合いながら、俺は菱本と優しくキスをした。

 俺と菱本、そしてグレートサクリファイス学会とのファーストコンタクトはこの日で、俺はこの瞬間から菱本の「友達」になった。
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