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君に愛されて重かった 三流力士と限界キャバ嬢
第2章 第2話 再会同伴デート
「そろそろラストオーダーの時間来ちゃうから今のうちに聞くけど……あんたこれまで女性との経験ってあるの?」
「うーん、悲しいけどないんだよねえ。瑞貴ちゃんみたいなかわいい女の子は岐阜にはあんまりいなかったし……」
「特定の地域の人々を敵に回す発言はやめなさい。仕方ないわね、じゃあ今度私とアフターでどこか行ってみる?」
「えっ!? それって、もしかして……」
「言っとくけど条件付きよ。あんたがこれから3試合連続で勝てたらその時はご褒美にアフターでラブホテルに行ってあげる。もちろんこれはあくまでビジネスの付き合いよ」
「全然いいよ! 瑞貴ちゃんがそんなこと言ってくれるなら僕絶対頑張るよ。でも負けまくって怒られたらそれはそれで快感かも……」
「想像すなっ!!」
私にいじめられる想像をしてデレデレし始めた鬱之郷の鼻先をトングでつまむと鬱之郷はのごほおっと言って苦しみあえぎ、私は店員さんに見つかって注意されるまで鬱之郷の鼻先をトングでつまみ続けていた。
この時の私は、鬱之郷がそれから3連勝どころかさらに勝ち続けて三段目に昇進してしまうとは夢にも思わなかった。
「うーん、悲しいけどないんだよねえ。瑞貴ちゃんみたいなかわいい女の子は岐阜にはあんまりいなかったし……」
「特定の地域の人々を敵に回す発言はやめなさい。仕方ないわね、じゃあ今度私とアフターでどこか行ってみる?」
「えっ!? それって、もしかして……」
「言っとくけど条件付きよ。あんたがこれから3試合連続で勝てたらその時はご褒美にアフターでラブホテルに行ってあげる。もちろんこれはあくまでビジネスの付き合いよ」
「全然いいよ! 瑞貴ちゃんがそんなこと言ってくれるなら僕絶対頑張るよ。でも負けまくって怒られたらそれはそれで快感かも……」
「想像すなっ!!」
私にいじめられる想像をしてデレデレし始めた鬱之郷の鼻先をトングでつまむと鬱之郷はのごほおっと言って苦しみあえぎ、私は店員さんに見つかって注意されるまで鬱之郷の鼻先をトングでつまみ続けていた。
この時の私は、鬱之郷がそれから3連勝どころかさらに勝ち続けて三段目に昇進してしまうとは夢にも思わなかった。