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東京佐川お兄さん事件 引きこもりお嬢様の誰にも言えない秘密
第1章 第1話 夏真っ盛りに春が来た
そんなある日のこと、俺は金丸さんの自宅に物置を配送することになった。
今回は物置のパーツのセットを配送して玄関先で組み立てまで行うことになっていて、こういう場合普段は専門のドライバーが向かうが今日は人員の都合から俺が配送と組み立てを任されていた。
物置のパーツが入った段ボール箱を台車に載せて玄関先まで運び、インターホンを鳴らすと金丸さんはいつもの笑顔で玄関ドアを開けてくれた。
彼女に頭を下げて段ボール箱を広い玄関の中に上げると、俺は箱を専用カッターで開封してパーツを取り出した。
「あの、良かったらリビングまで持ってきて組み立てて貰えませんか? その方が楽だと思いますから」
「お言葉はありがたいのですが、私どもはこういう場合玄関先で組み立てを行うよう命じられていまして。もちろん完成したら設置場所までお運びしますよ」
「そんな、私とお兄さんの仲じゃないですか。私は大丈夫なのでどうぞ入ってください」
「分かりました、ではお言葉に甘えてリビングで組み立てさせて頂きますね」
金丸さんは俺にリビングまで移動して物置を組み立ててくれていいと言ってくれて、相手は一人暮らしの若い女性だし本当は駄目なのだがせっかくのご厚意に甘えて俺はパーツ一式をリビングまで持っていった。
次の配送もあるので早めに終わらせようと必死で工具を使っていると、金丸さんはいつの間にか羽織物を脱いで俺の近くに来ていた。
今は夏真っ盛りの8月だしこの部屋はクーラーが弱めだが、元々スタイルが良い金丸さんが薄いシャツ1枚で近くに来たのを見て俺は心拍数を急上昇させていた。
今回は物置のパーツのセットを配送して玄関先で組み立てまで行うことになっていて、こういう場合普段は専門のドライバーが向かうが今日は人員の都合から俺が配送と組み立てを任されていた。
物置のパーツが入った段ボール箱を台車に載せて玄関先まで運び、インターホンを鳴らすと金丸さんはいつもの笑顔で玄関ドアを開けてくれた。
彼女に頭を下げて段ボール箱を広い玄関の中に上げると、俺は箱を専用カッターで開封してパーツを取り出した。
「あの、良かったらリビングまで持ってきて組み立てて貰えませんか? その方が楽だと思いますから」
「お言葉はありがたいのですが、私どもはこういう場合玄関先で組み立てを行うよう命じられていまして。もちろん完成したら設置場所までお運びしますよ」
「そんな、私とお兄さんの仲じゃないですか。私は大丈夫なのでどうぞ入ってください」
「分かりました、ではお言葉に甘えてリビングで組み立てさせて頂きますね」
金丸さんは俺にリビングまで移動して物置を組み立ててくれていいと言ってくれて、相手は一人暮らしの若い女性だし本当は駄目なのだがせっかくのご厚意に甘えて俺はパーツ一式をリビングまで持っていった。
次の配送もあるので早めに終わらせようと必死で工具を使っていると、金丸さんはいつの間にか羽織物を脱いで俺の近くに来ていた。
今は夏真っ盛りの8月だしこの部屋はクーラーが弱めだが、元々スタイルが良い金丸さんが薄いシャツ1枚で近くに来たのを見て俺は心拍数を急上昇させていた。