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東京佐川お兄さん事件 引きこもりお嬢様の誰にも言えない秘密
第4章 第4話 誰にも言えない秘密
話が落ち着いた所でお父さんはポケットからメモ帳を取り出し、そこに自宅と携帯の2つの番号を書いた。
「今日はありがとうございました。念のためという意味合いですが、もし志信とお付き合いする中で身の危険を感じるようなことがあればすぐにこの2つの番号に電話を頂いてよろしいでしょうか。自宅に妻がいれば妻が、そうでない時は私がすぐに駆けつけますので」
「分かりました……ちゃんと控えておきますね。そこまでのことはないと思いますけど……」
お父さんは身の危険という言葉を連呼していたが、俺は流石に心配しすぎだろうとしか思えなかった。
過去に他の男性との間にトラブルがあったことは確からしいが、今の志信さんが俺に危害を加えたりするとは思えない。
「今日はありがとうございました。念のためという意味合いですが、もし志信とお付き合いする中で身の危険を感じるようなことがあればすぐにこの2つの番号に電話を頂いてよろしいでしょうか。自宅に妻がいれば妻が、そうでない時は私がすぐに駆けつけますので」
「分かりました……ちゃんと控えておきますね。そこまでのことはないと思いますけど……」
お父さんは身の危険という言葉を連呼していたが、俺は流石に心配しすぎだろうとしか思えなかった。
過去に他の男性との間にトラブルがあったことは確からしいが、今の志信さんが俺に危害を加えたりするとは思えない。