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がんばれ!赫鎧鈴乃ちゃん
第2章 淫夢の始まり
 改札を出るとそこは寂れた町だった。
 駅前にアーケード入口のある商店街は最盛期で200店舗程が軒を陳ねていたが今では片手で数えれる程の店しかやっていない。
 絵に描いた様なシャッター街だ。
 全長2000m弱のこの道は雨天でもなければ人通りも殆どない。
 今日は特別なのかいつもなのか。
 まばらにも人影が見えない。
 固く降ろされたシャッターには図形なのか蚯蚓ののたくりなのか理解できない落書きだらけ。
 アーケードの採光窓はすっかり汚れ光を通さない。
 ゲームなら大量発生したゾンビを狩り殺すステージに採用されていたろう。 
 ゴーストタウン。
 そう呼ぶに相応しい通りだ。
 一歩アーケードに足を踏み入れた途端猛様の手がスカートの裾を掴み胸元まで持ち上げる。
 「アン!」
 思わず出た声はスカート捲りへの抗議ではなく又触って頂けるとの歓喜のものだったが猛様の癇に障ったようだった。
 「五月蠅い!これでも咥えてろ!」
 突きつけられたのは制服の厚手の生地。持ち上げられたスカートの裾。
 それを素直に咥えると下からローファー、踝までの白いソックス、我ながら引き締まった生脚、股間を覆う役目を放棄したびしょ濡れで縒れた布切れが丸見えになる。
 駅電車では辛うじて隠れていた秘所がほぼ無人とはいえ夕方の屋外で晒される。
 猛様の右手がパンティのウエストから侵入して恥丘を撫でる。
 「!」
 突然恥丘を襲う痛みに悲鳴を上げそうになるのをなんとか堪える。
 一言キャーなんて言うものならスカートが落ちてしまう。
 「邪魔。」
 一度抜いた掌に乗った物を私の顔に吹き掛ける。
 スカートを咥えたままコクリと頷く。
 猛様は陰毛がお嫌い。
 確りと記憶する。
 帰ったら真っ先にお風呂で剃らなきゃ。お父さんが使ってるようなT字剃刀とシェービングクリームも忘れずに買わないと。
 再度侵入した手が恥丘の若草を更に数本もいでから更に進む。 
 「フゥ〜!」
 敏感な肉芽を直に触れられ鼻息が荒くなる。
 私のオナニーはクリトリス派だ。小5のゴールデンウィーク頃に初めてのオナニーしてからからだから6年間かけて開発した快感の起点。
 そこを中指の腹で押さえ弧を描き撫で回されると露わになった膝小僧がガクガク震える。
 「ボ~っとするな。行くぞ!」
 
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