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がんばれ!赫鎧鈴乃ちゃん
第5章 夢夢の始まり
 12月24日。
 クリスマスイブ。
 今日から冬休みだが私の日課に変わりはない。
 まだ暗い街をスカートを大きく翻して自転車を走らせる。
 午前6時。
 ドアを開けると珍しく御主人様は外出用に着替えて待っていました。
 「遅くなりました。申しわけございません。」
 反射的に土間で土下座して許しを請う。
 「いいから。部屋に置いてる服に着替えろ。出掛けるぞ。」
 え? 
 クリスマスイブに
 お着替えして
 御主人様と二人で
 朝からお出掛け
 ・・・・・
 デート?
 乙女チックな都合の良い妄想を拭い去り御主人様の寝室の隣に用意された私の部屋に向かう。
 あまり使用してないベッドの上に赤いリボンで飾られた大きな衣装箱。
 ドキドキしながら蓋を開ける。

 用意して貰った衣装を纏いながら私の頭からデートの文字は消滅していた。
 真っ黒な総レースのカップレスブラにお揃いのクロッチレスパンティ。更にお揃いのガーターベルト。
 ストッキングは毒々しいまでに赤い膝丈。
 乳房を縁取るだけのブラをつけガーターベルトを着用してストッキングを吊り紐に固定。お股がパックリあいたパンティをスルスルと上げる。
 うん。
 セクシーだけど高校生の下着じゃないよね。
 苦笑しながら次の服へ。
 これは時節柄か股下7cmの超ミニスカートと下乳が辛うじて隠れるトップスのサンタ服。
 そして膝丈の紅色のレザーコート。
 あれ?
 いつものあれがない?
 
 「お待たせしました。」
 着替えを終えた私の肢体を無遠慮不躾な視線が這い回る。
 「露出狂のエロサンタだな。」
 当然それコンセプトだろうにまるで私が悪いみたい。
 でもそんな見え過ぎた嘲りにさえ私の子宮は反応するように開発されている。
 「ご、御主人様。実は・・・あれが見当たらないのですが。」
 勇気を出しての問に御主人様の片方の口角のみが上がる。
 あ、やっぱり態とだ。
 「あぁん?何が見当たらないって?」
 「り、リモコンバイブが見当たらないのですが今日は無しでよろしいのでしょうか?」
 「なんだ?バイブがないのが不満か?」
 「ち!違います。」
 上の口では否定するが下の口は不満そうに疼いている。
 あれを常に挿れられるようになった最初の2ヶ月程は嫌だったがその内オマンコに何も咥えてない事が虚しく不安になってきた。
 
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