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がんばれ!赫鎧鈴乃ちゃん
第5章 夢夢の始まり
   私の家族
      墨田魅雷

 正直に言って作文のネタに困る程平凡な一家なのでどうしようかと悩んでいる。
 そこで履歴書を書き紹介文にしようと思う。
 まずは父、 
姓名 墨田=雷電=猛。
性別 男
年齢 54歳
職業 剣術道場「雷電」総帥
備考 凶相の割には優しく家族想いだが怒らせると・・・考えたくもない。
   仕事が忙しくあまり遊びに連れて行ってもらった記憶がないが家ではかなり甘やかしてもらってると思う。
 次に母、
姓名 墨田=迅雷=鈴乃
性別 女
年齢 29歳
職業 専業主婦
備考 凶相の父と真逆でおっとりした美人。人呼んで「リアル美女と野獣」 
   高校卒業を機に剣術の師だった父と駆け落ちして渡米した・・・らしい。 
   弟子だった時の習慣で父の事をマスターと呼んでいる。  
   意外と気が強くよく夜中に父と大喧嘩してるが朝には仲直りしてる仲良し夫婦
 最後に私、
姓名 墨田魅雷
性別 女
年齢 11歳
職業 小学生
備考 雷鳴轟く嵐の夜に雷電と迅雷の間に産まれたので雷に魅入られた子供で魅雷(ミライ)と命名。
   両親共に剣術家だが今のところ剣術に興味がないので強要しない両親には感謝している。
  
 娘がA+の評価を貰ってきた作文を読んで流石に頭が痛くなってきた。
 どこの世界に「文体はかなりユニークでかなり個性的だが読み物としてはとても面白かった」なんて講評もらう小学生が居るのよ。
 それに夜の大喧嘩って、あれの事よね。

 「だってさ。あんまり正直に書くとこの街に居られなくなるじゃない。」
 オレンジジュースを啜りながら詫びれた様子が皆無な娘。どこで育て方間違えたのかしら。   
 「そりゃそうなんだけどね。夜の事なんて書かなくていいじゃないの。」
 「だからネタがないんだって。それでもオブラート10枚位で包んでるだからね。毎晩ウォンウォン、アンアン鳴きながら激しいセックスしてる仲良し夫婦とは書けないでしょ?」
 「それを毎晩寝室まで入ってきてオナニーしながら観察してる助平娘は誰よ?」

 そう、我が家は性教育方面に関してはかなり異質な一家だ。
 まず家の中では全裸で過ごすこと。
 
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