この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
がんばれ!赫鎧鈴乃ちゃん
第1章 悪夢の始まり
 17時半近くになると帰宅ラッシュにぶつかる。
 サラリーマン、OL、学生、生徒児童
 様々な人でホームはごった返している。
 それを掻き分けるように墨田はホームの端目指して歩く。
 人にぶつかろうが知った事ではない。  
 中には文句を言う人も居たがあの極悪蟷螂みたいな顔で凄まれると秒で尻すぼみになってしまう。 
 その度に私は「すみません、ごめんなさい。」
 と、頭を下げる。
 本当はそんな事したくないのだが手首を万力の様な力で掴まれた状態で強引に引張られるのだから墨田にぶつかる人の殆どに私もぶつかってしまっているのだから仕方がない。
 こんな私周りからどう見えているのだろう?
 強引な歳上彼氏(!?)に振り回される気の毒な女子高生?まさか常識マナー知らずのバカップルの片割れとは思われてないよね? 

 ホームの先端電車の停車線付近もかなり混み合っていたが墨田はお構いなしに行列を掻き分けて先頭に陣取る。
 私の背中に冷たい非難の視線が突き刺さりコソコソとした不満の声が両肩にずっしりのしかかる。
 チラリと隣の男を見るがそんな世間の目などどこ吹く風。しらっとした澄まし顔。
 どんな教育を受けたらこんな傍若無人な輩になるのだろう。
 怒りも度を越すと達観し呆れるしかなくなる。
 そんな私の視線に気付いたのか墨田はあの片方の口角だけを引き攣らせる笑みを浮かべると手首を掴まれた右手をクンと引っ張る。!
 何?
 右掌に何やら硬い棒状の物が触れる。
 触ったのは初めてだがそれが何なのか見なくても想像はつく。
 「陰茎」、「ちんちん(おちんちん)」「ちんぼこ(ぼこちん)」「ちんこ」「ちんぽ」「ぽこちん(ちんぽこ)」「マラ(摩羅)」「肉竿」「肉棒」「ペニス」
 色んな呼び方俗称はあるが男性器だ。
 ヒィ〜〜〜〜!
 内心悲鳴を上げながら逃げ出そうとジタバタするが押し付けられた掌は僅かにしか動かない。
 ピクリ!
 掌の下で肉棒が立て続けに蠢く。
 いけない。
 逃避運動が逆に刺激になって墨田を歓ばせている。
 手を止める事。  
 これが最良の抵抗だ。
 触れてるだけでは大した刺激にならないだろう。
 脈動が掌に伝わってきて気持ち悪いがこの際贅沢は言えない。
 だがこんな抵抗は最初から織り込み済みだったのだろう。
 少しも慌てず握った手首ごと掌を前後に動かす。

/54ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ