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12歳年下の彼とホワイトデーする話
第14章 ピエナスイート

「んんっぅ…んんっ!!
ん、ンッ!!!んんんん~~ッ!!」

キスされてる間も…イってしまって
……そこから…正直…
記憶が…曖昧な…感じ…で
頭の中が…真っ白…になって…。


ーーー
ーー


気が付いたら…ベッドの上で

彼に腕枕して貰ってたんだけど…。

彼も…寝息を立てて寝てるけど。

どうやら…気を失ってた…??みたい。

ズキズキと…頭が…身体を

起こした時に痛くなって。

鈍く疼く…こめかみの辺りを押さえた。

……痛み止め…バックの中にあるけど、

飲んだ方が…良いのかなとかって

そんな事を…考えていると。

しばらくしたら頭痛は…不思議と

自然に収まって落ち着いて来て。

『あ、巴さん…目が醒めましたか?』

「うん…、あのまま…
ちょっと寝ちゃってた…の?」

『水でも…飲みますか?巴さん』

彼が言うには…彼がイク頃には
私は気を失ってた…みたいで。
そのまま寝ちゃてた…みたい。

時間は…17日の…1時過ぎぐらいで。

『折角ですから…、
ゆっくり…ここで過ごせた方が良いかなって。
朝食最終時間にしてるんで…、
ここはチェックアウト12時までなんで
朝は…ゆっくり…出来ますよ』

はいどうぞ…と、彼が
コップのお水をこっちに差し出して来て。
お礼を言いながら水を受け取ると、
ベッドの上で身体を起してゴクゴクと
喉を鳴らしながら水を飲む。

チェックアウトが12時なら…、
まだ…10時間以上…ここで過ごせる。

『もう一回…お風呂…入りますか?
お風呂えっち…しましょうよ…
あんなえっちなバスルームで
お風呂えっちしないなんて、
この部屋泊ったんですし、勿体ないですって』

そう彼が言って来て、
あのガラス張りのバスルームで
えっちがしたいと言って来て。

「うん…そうだね…、しちゃおうか…」

『やった、良いんですか?巴さん』

嬉しそうに…目をキラキラさせながら
そんな喜んで貰っちゃったら
ダメ…って…言えないし…ね…。

この…お部屋のスペースの
3分の1は水回りだから
ゆったりとした広さの
ガラス張りの…バスルームで…。
ガラスの壁に手を付いて。



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