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12歳年下の彼とホワイトデーする話
第2章 3月6日の水曜日

「んやっ…んんッ…あぁあんッ…」

歩く度に振動が伝わって来て
こんな格好で繋がったまま…移動して。
何かどっかで…見た事ある…
あの…少女漫画の状態…になってるけど…ッ。

『外でしたら…沸騰しちゃうらしいですよ?』

「ああんっ…ああんっ、港斗くんの馬鹿ぁあッ」

流石にこのままは降ろせないからと
一旦彼が自分を中から引き抜くと。
こっちの身体を…リビングの
脚付きマットレスの上に…降ろして。

何時もの場所から…コンドームを
取り出して自分のペニスに装着して。

こっちの身体の上に…
彼がそのまま覆いかぶさって来て。
ズブブ…と…中にまた入って来る。

パチュンッ…パチュンと…
彼が腰を打ちつけて来る度に
大きな声をリビングに響かせて。
巴は喘いでしまって居て。

「んあああっ…ンッ、好きッ…
港斗君…好きッ…あああぁんッ」

『巴さんッ…僕も…ですよ…、
一緒に住む様になったら…
毎日…こうして…えっち…できますもんね』

「え?」

『え?だから…4月からは…
毎日…えっち…できますよねって…』

「あっ、あっ…あぁあんッ…
やっ、ま、毎日は…ダメッ…ッ…
毎日…こんなんじゃ…死んじゃう…ッ…」

『大丈夫…ですって…巴さん…
今だって、水曜と、金曜と
土日にえっちしてるじゃないですか』

いや…確かに…彼が言う通りに…
水曜日と、金曜日と土曜と日曜日に…
えっち…してる…のは…してるんだけど…。

『後…月曜と火曜と木曜にする様に
なるだけですって、巴さん』

大丈夫大丈夫と…言いたそうな
言い方で彼に言われてしまって。

「港斗君の馬鹿ぁ~全然大丈夫じゃないぃい~」

『大丈夫…ですって…優しくしますから』

「やっ…優しくしてくれても…
途中から…激しくする…クセにぃいいッ」

『それは…こんな風にって事ですか?』

パチュンッ…パチュンと…
強めだけど…そこまで速くない
リズムのピストンを
彼が…一気にスピードアップして来て
パンッパンッと…音を立てて
激しく奥を何度もノックして来る。

「あっ、あぁぁッ…んやああっ
そんな風に…されたらあぁッ
イッちゃう…イッちゃうッ…ぅううっ
ああぁ、んあ、あああぁ~~ンッ!!」


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