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第8章 ２０２４年３月１５日

ギュッと…抱きしめられて
キスをしながら。
ゆっくりと…浅い部分だけで
こっちの身体に…自分のペニスを
馴染ませるみたいにしてピストンして来て。

「……んっ…、…ンッ……」

彼の…ゆったりとした
優しくて浅くてスローテンポな
ピストンのリズムに合わせて。
合せた唇と唇の間から
僅かに喘ぎ声が…漏れ始める。

『大丈夫…ですか？
巴さん、痛くない…ですか？』

「んあぁっ、んんっ…、だッ
大丈夫…だから…もっと…奥まで…」

時間をかけて…解された身体が
痛み…を感じるはずもなくて。

まだ…彼の先端は…
私の最奥まで届いて無くて。
奥まで…来て欲しいと…
口で強請りながらも…
彼の腰に…自分の腰を
無意識の内に寄せてしまっていた。

自分から…彼を…
ズブズブと自分の中に
招き入れて行く。

もっと…彼と…深く…
繋がり合いたいと思って
腰を…揺すってしまっていた。

『もっと…ゆっくりじゃなくて
激しくして欲しいって…意味ですね？』

そう言って彼がピストンを加速させて来て。
ズブズブと…ペニスでアソコを
引っ掻き回されてしまう。

「あぁあぁん！あんっ！ああぁん
んふ、あぁあ、あ、あ、んぅ、
イクッ…イクッ、イクゥウウぅ
ん゛んぅ、ああ、ああぁあああ――！！」

そのまま…グイっと…
足を持ち上げて揃えると
身体を横に倒されてしまって。
イスカ取りの体位になる。

『巴さん…これ…好きですよね？
これで…突くと…気持ち良さそうな
顔…してますもんね…いつも』

「んああぁッ、これっ凄いのッ
気持ちいっの…来ちゃうッ
あぁあ、んっ…また…来そう…ッ」

ズブッ…ズブッ…ズンッ…
ズッポリと…ハマっている
ペニスが…抜き差しされる度に
いつもと違う場所が刺激されて。
頭の中が真っ白になりそうな。
そんな強烈で…鋭い快感が
彼がピストンする度に押し寄せて来て。

「あぁんっ…あぁあんっ…
あぁ、んんっ、来るッ…来ちゃぅッ
ああ、ああ、あ！ああああぁ―――ッ！！」

正常位からイスカ取り…
それからバックになって…。
パンパンと…音を響かせながら
後ろからお尻に腰を打ちつけられる。