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ハッテンlove
第2章 姫野のバスケ
「お前さー…生まれてからずっと日本?」
「うん。そうだよ」

あー…僕的なイメージとしては、もっとガイジンぽさをアピールした方がいいのかな。
でも物心ついた時から日本の庶民だったし、英語とフランス語は喋れるけど、ラジオ講座で身に付けたものだから、現地での経験はゼロなんだよね。

「そか」

僕のプライベードに興味ありそうな、なさそうな感じで近藤くんが呟く。安そうなラーメン屋に入った。

「いつも奢ってもらってるから」

そう言って、僕に五百円くれた。これでラーメン一杯食べられるね。
近藤くんは大盛りを頼む。さすが部活帰り。たくさん食べるねぇ。若いっていいねぇ。

僕も…体育禁止じゃなくて、ずっと部活やってたらこんな風に食欲旺盛だったのかな?
なんかいいなぁ…そういうの。

羨ましい。

「お前、ラーメン綺麗に食うんだな」

ずるずるずるずるーっと勢いよく啜った時、近藤くんが関心したように言った。
店の店主も、他の客も僕が啜る姿をさりげなーく見てる。

美少年って、ラーメンも落ち着いて食べられないんだね。

「日本が長いからね」

日本が長いどころか、外国知らないけどね!

「そっかー。外国にもラーメン広めてってくれよォ」

店主が嬉しそうに、チャーシューをサービスしてくれた。
広めるもなにも…外国知らないけどね!!
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