この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ハッテンlove
第2章 姫野のバスケ
近藤くんと仲良く手を繋いで、ラーメン屋を後にする。
ここから先はラブホ。
ふふふー…二人の世界ってやつだね。
「聞かれるの嫌だったら答えなくてもいいけどさ。親ってなにじん?」
なにじん?は国籍のことだよね。
うーん……なにじんだろう。
「亡くなった母は日本人だよ。父は見たことないからわかんない。僕も戸籍上、日本人。日本人の名前だし」
ヒメとしか名乗ってないけどね。
近藤くんにフルネーム教える気ないけどね。
「一人暮らし?」
「そうだよ」
「……それって大丈夫なの?」
近藤くんがここまで僕のこと訊くのって珍しい…ていうより初めてじゃない?
大丈夫か?って一人暮らしがってこと?
もう慣れたんだけどね。
「もう慣れた。身の回りのことは自分でできるから」
一応。近藤くん限らず、ハッテンする人達には年齢詐称してる。
ハタチってことに。だって、そうしないといろいろと面倒くさいじゃない?
「僕はオトナだから平気だし。高校生に心配してもらわなくても大丈夫だよ」
こんな風に突っ込まれるとは思わなかったからな。
職業とか、いろいろとキャラ設定しておいた方がいいかも。
僕の場合、美しいからモデルとか?
でもだったら、もっと有名になるはずだから。もっと地味な感じな職業がいいかも。
大学生?
会社員?
ここから先はラブホ。
ふふふー…二人の世界ってやつだね。
「聞かれるの嫌だったら答えなくてもいいけどさ。親ってなにじん?」
なにじん?は国籍のことだよね。
うーん……なにじんだろう。
「亡くなった母は日本人だよ。父は見たことないからわかんない。僕も戸籍上、日本人。日本人の名前だし」
ヒメとしか名乗ってないけどね。
近藤くんにフルネーム教える気ないけどね。
「一人暮らし?」
「そうだよ」
「……それって大丈夫なの?」
近藤くんがここまで僕のこと訊くのって珍しい…ていうより初めてじゃない?
大丈夫か?って一人暮らしがってこと?
もう慣れたんだけどね。
「もう慣れた。身の回りのことは自分でできるから」
一応。近藤くん限らず、ハッテンする人達には年齢詐称してる。
ハタチってことに。だって、そうしないといろいろと面倒くさいじゃない?
「僕はオトナだから平気だし。高校生に心配してもらわなくても大丈夫だよ」
こんな風に突っ込まれるとは思わなかったからな。
職業とか、いろいろとキャラ設定しておいた方がいいかも。
僕の場合、美しいからモデルとか?
でもだったら、もっと有名になるはずだから。もっと地味な感じな職業がいいかも。
大学生?
会社員?