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ハッテンlove
第2章 姫野のバスケ
☆★☆


嘘、隠し事なしで付き合える人か…。
セクフレのガチムチ達に、隠し事している意識はなかった。

フルネーム教えてくれたのって近藤くんだけだし。あとはみんな適当なあだ名か、下の名前だけとか。
職業だって適当でしょ。
ハッテンがヤバい趣味だって、みんなわかった上で付き合ってるし。それなりにリスクだってわきまえてる。

みんなそうだから、僕もそう。
それだけだったんだけど…。


ダムダム…軽快な音を立てて、二宮くんがドリブルから軽くジャンプ。レイアップシュートを打つ。
その動きは軽やかで無駄がない。

けど、なんか地味なんだよね。華がないっていうか…。

「二宮くん、ダンクとか出来ないわけ?」
「できるわけねーじゃん!俺の身長いくつだと思ってんだよ!?」

しばらくの間、化学部の活動は休止。球技大会が終わるまでは二人バスケ部状態です。
駅前に行く道筋に、小さな公園がある。あまり使われていないバスケットゴールがぽつんとあったから、ここで特訓中。

二宮くんしかいないけど、一応僕は変装中。
この前髪でよくバスケ出来るねって言われるけど、慣れちゃったからね。

隠し事しない人。二宮くんがそうかも。
僕は努力は人知れず行うタイプだけど、バスケにも練習相手が必要だし。二宮くんにはバスケットボールにつまずいちゃったり、足がもつれてしまう情けない練習風景を見せることに抵抗はない。

おかげさまで、僕のゴール下のプレイもなかなかのものになってきた。
今日の体育…。近藤くんも、他のチームメイトも唖然としてたっけ。
僕が…う、ま、す、ぎ、てッ!

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