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ハッテンlove
第1章 ノンケ喰いの夜
若ければ若いほどいい。
この男とは三回ほど対戦をした。なかなか丁寧で好感が持てる男だ。

「行こう?いつものところ」

上目遣いで反応を窺う。妖艶に微笑むと、まっつんはだらしない表情になった。僕に骨抜きになった感じだね。

「…また見せつけるのか?」
「もちろん。ギャラリーがいるんだから、いい仕事してね」

僕が向かうのは、露天風呂の裏の、寝湯のスペースだ。
この時間帯は僕達が占拠してしまうので、ノンケの人達は入ってこない。

ここは仕切りはあるものの、かなりの人数で観賞できる場所だ。
僕はここを指定する。
僕に選ばれなかった人達にも、サービスして差し上げたいじゃない?ヒメとしては。

「いい性格してるぜ」

まっつんは苦笑した。
周りのゲイ達は、期待を込めた目で僕の身体を観賞していた。


☆★☆


僕の白い肌と浅黒いまっつんの小麦色の肌のコントラストは、ますます芸術的と言えるだろうね。
まっつんはギャラリーに見えるように、僕を駅弁にしてそそり立ったチンコを激しく打ち付ける。

「あッ…は…」

僕も控えめに喘ぐ。

自分で言うのもアレだけど、美声だ。
この声を聞くだけで寿命が二十年伸びるって、ベテラン(てゆーかおじいちゃん)のゲイが声をかけてきたことさえある。
僕ってば高齢化社会にも貢献しちゃってるね。この美貌とエロスで。


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