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ハッテンlove
第2章 姫野のバスケ
☆★☆


それからというもの…。
相変わらず、化学部は二人バスケ部と化し、毎日のように公園で汗を流す。
僕のプレーは冴えわたり、今では僕と互角で戦えるのは近藤くんのみである。

その近藤くんは、部活が終わった後、公園に寄ってくれる。それから僕と夜遅くまでone on oneという死闘を繰り返すのだ。

ヒメじゃない、ヅラを被った姫野葉月としても、近藤くんと普通に話せるようになってきた。
けど…余計に思う。
ヒメと姫野葉月が同一人物ってバレちゃまずいって。
からかわれたと思って、かなり怒ると思うよ。せっかく友達クラスまで爆上げした僕の高感度が、またG並みに落ちちゃう。怒ると怖そうだし。

怒りのあまり、僕が美しすぎる夜の妖精で、ハッテン場のアイドルだって言いふらされちゃったりして。
身体で黙らせるってわけにはいかないだろうし。
かなりリスキーな相手だったな。近藤くんにちょっかい出したことを少しだけ後悔。

悩みの種は指に出来たタコ。
これまでろくにスポーツらしいことをしてこなかった、美しい僕の指にタコが出来たのだ。

このタコ。エッチの最中にバレたら、僕がヒメだってバレちゃうよね。
せっかくエッチしたかったけど、明日はキャンセルしようかな。筋肉痛もするし。

ぷるぷるぷるる…。
携帯にかけると、すぐに近藤くんが出た。

「もしもし?寛人くん?」

ヒメversionの時は、寛人くんと呼びます。だって、エッチするのに苗字呼びってしなくない?でも呼び捨てに出来ないのはなんでだろうね?

「あのね、明日なんだけど。僕、お仕事出来ちゃった」

二十歳と公称してしまったので、なんとなく社会人ということにしてみた。大学生でもいいんだけど、この辺から通える範囲に名門大学ってないし。
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