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ハッテンlove
第2章 姫野のバスケ
「あいつって誰?」
仕方なしにシュートを打つのをやめた。近藤くんは俯き加減で話す。近藤くんは言いにくいことを言う時、いつもこういう姿勢だね。
「悠真。お前、悠真のこと好きだから…あんな…えーと……ち、ちくび?がどーたらとかいう…」
俯き加減の顔が真っ赤。
近藤くん…。
ちくびの一言にそこまで赤面しなくても…。
「…脅して、ああいうこと無理やりってのは、やっぱ駄目だよ…うん…」
「…わかってるよ」
言いにくそうに話すから、僕はなんだか可笑しくなってきちゃった。
いけないことってわかってたよ。
わかってたけど、やりたくなっちゃったんだ。
「…お前…殴ったことは、全然悪いと思ってないんだけど」
「僕も殴られて当然と思ってるから、気にしなくていーよ」
ついでに。君も好きなんでしょ?二宮くんのこと。
だから僕を殴ったんだよね?
なにげに二宮くん、モテモテだね。ハーレム状態だね。
「悠真のこと好きか?」
「…そんなこと訊いてどうするの?」
「質問に質問で返すなよ」
近藤くん、イラっとしてる。
でも…こんなところで僕達がライバル宣言したって、二宮くんは彼氏とデート中なのにね。ヒロイン不在の恋愛ドラマみたいで間抜けだね。
それに…。
僕が二宮くんを好きって、近藤くんが二宮くんを好きなのと、同列に考えるものなのかな?別のもののように感じるけど…。
「大好きだよ。でも二宮くんには彼氏がいるから、もう乳首実験もしないし、それ以上のこともしてない。美容パックとかの実験のお手伝いをしてもらってるだけだよ」
美容関係なら、僕も二宮くんもwin winだ。なにも問題がない。
仕方なしにシュートを打つのをやめた。近藤くんは俯き加減で話す。近藤くんは言いにくいことを言う時、いつもこういう姿勢だね。
「悠真。お前、悠真のこと好きだから…あんな…えーと……ち、ちくび?がどーたらとかいう…」
俯き加減の顔が真っ赤。
近藤くん…。
ちくびの一言にそこまで赤面しなくても…。
「…脅して、ああいうこと無理やりってのは、やっぱ駄目だよ…うん…」
「…わかってるよ」
言いにくそうに話すから、僕はなんだか可笑しくなってきちゃった。
いけないことってわかってたよ。
わかってたけど、やりたくなっちゃったんだ。
「…お前…殴ったことは、全然悪いと思ってないんだけど」
「僕も殴られて当然と思ってるから、気にしなくていーよ」
ついでに。君も好きなんでしょ?二宮くんのこと。
だから僕を殴ったんだよね?
なにげに二宮くん、モテモテだね。ハーレム状態だね。
「悠真のこと好きか?」
「…そんなこと訊いてどうするの?」
「質問に質問で返すなよ」
近藤くん、イラっとしてる。
でも…こんなところで僕達がライバル宣言したって、二宮くんは彼氏とデート中なのにね。ヒロイン不在の恋愛ドラマみたいで間抜けだね。
それに…。
僕が二宮くんを好きって、近藤くんが二宮くんを好きなのと、同列に考えるものなのかな?別のもののように感じるけど…。
「大好きだよ。でも二宮くんには彼氏がいるから、もう乳首実験もしないし、それ以上のこともしてない。美容パックとかの実験のお手伝いをしてもらってるだけだよ」
美容関係なら、僕も二宮くんもwin winだ。なにも問題がない。