この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハッテンlove
第2章 姫野のバスケ
「あいつって誰?」

仕方なしにシュートを打つのをやめた。近藤くんは俯き加減で話す。近藤くんは言いにくいことを言う時、いつもこういう姿勢だね。

「悠真。お前、悠真のこと好きだから…あんな…えーと……ち、ちくび?がどーたらとかいう…」

俯き加減の顔が真っ赤。

近藤くん…。
ちくびの一言にそこまで赤面しなくても…。

「…脅して、ああいうこと無理やりってのは、やっぱ駄目だよ…うん…」
「…わかってるよ」

言いにくそうに話すから、僕はなんだか可笑しくなってきちゃった。
いけないことってわかってたよ。
わかってたけど、やりたくなっちゃったんだ。

「…お前…殴ったことは、全然悪いと思ってないんだけど」
「僕も殴られて当然と思ってるから、気にしなくていーよ」

ついでに。君も好きなんでしょ?二宮くんのこと。
だから僕を殴ったんだよね?
なにげに二宮くん、モテモテだね。ハーレム状態だね。

「悠真のこと好きか?」
「…そんなこと訊いてどうするの?」
「質問に質問で返すなよ」

近藤くん、イラっとしてる。
でも…こんなところで僕達がライバル宣言したって、二宮くんは彼氏とデート中なのにね。ヒロイン不在の恋愛ドラマみたいで間抜けだね。

それに…。
僕が二宮くんを好きって、近藤くんが二宮くんを好きなのと、同列に考えるものなのかな?別のもののように感じるけど…。



「大好きだよ。でも二宮くんには彼氏がいるから、もう乳首実験もしないし、それ以上のこともしてない。美容パックとかの実験のお手伝いをしてもらってるだけだよ」

美容関係なら、僕も二宮くんもwin winだ。なにも問題がない。
/94ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ