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ハッテンlove
第3章 heart+heart
「ま、仲良くしようぜ?共にヒメを愛する同志ってことで」

ヒメを愛する同志…。すげー嫌な響きだなぁ、オイ。

「しかしヒメもさすがだな。こんな若いノンケもこっちの世界に引きずりこむとは」
「…あんた、あいつとは長いのか?」
「俺のことはまっつんと呼んでくれ。お前は?」

金髪、もといまっつんは、親しげに俺の肩なんて抱いちゃって、股間も隠さずに脱衣所を後にする。俺はもちろん、恥じらいたっぷりに股間はタオルで隠したけど。

「近藤寛人。高一」

姫野…ヒメにしたのと同じような自己紹介を、まっつんにした。まっつんはぎょっとした後、プッと吹き出した。

「高校生かよ!」
「わ…悪いかよ!?」

ガキって見られた。でも、歳詐称したところでどっかでぼろが出るだろ?どっかの貿易会社社員名乗ったヤツのようにさ。
バレた時恥ずかしいだろ。姫野は現在進行形で恥ずかしいヤツだ。

「まー…ここにも若いヤツら来てるしな。珍しくないかもな」
「俺、普通に風呂浸かりに来ただけなんだけど。あんたらと一緒にしないでくれよ!」
「でもヒメとヤッてんだろ。一緒だろ」

ヤッてることはヤッてるけどさ…。
普通にラブホでヤッてるのと、風呂場でサカってるのを同列にして欲しくないんだけどな。

「なぁ、一つ勝負しねーか?」

まっつんは俺にギラギラした目を向ける。目の前はサウナ。

「サウナ我慢対決。勝った方が今晩のヒメの相手」

サウナ!?
俺、サウナ超苦手なんですけど。

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