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ハッテンlove
第3章 heart+heart
「どうだ?」

ふと見ると、まっつんの股間が反り上がってきたような。
うわぁ…ゾッとするわ。股間隠せや。ここ風呂場だぜ?子供もいるんだぞ!

姫野の相手って、苦手なサウナ耐えてまでする価値のあることだろうか。
でもな…。
逃げたって思われるのはめっちゃしゃくに障るな。

「…わかった。受けて立つ」

言ったあと後悔しかけたものの、言葉は元には戻せない。
サウナに入った。

もわわぁぁんとした熱気。
中にいた筋骨隆々とした男数人が俺らを見る。
温度計は百度近くを行ったりきたり。

早くも息苦しくなってきたぜ。

「よぉ、まっつん。こいつは?」
「ヒメのセクフレの一人だ。今、一番のお気に入りじゃね?」
「ヒメの!?くっそ。俺なんていっつも断られるのに。こんにゃろー」

まっつんの知り合いらしき男が、俺に敵意たっぷりの眼差しを向ける。
知り合いは、三十代半ばのガチムチオヤジ。こいつもいい歳して「ヒメ」なんて言ってんのか。

それにしても、姫野も来るもの拒まずってわけじゃないんだな。一応、断ることもあるのかー…。割といい男だと思うけどな。
姫野の選定基準ってどこなんだろ。なんで俺、あいつに気に入られたのかなー…。
あ、でも。俺の場合、気に入られたってわけじゃないだろうな。ただ単にクラスメートをからかっただけだろう。ぶん殴られて恨んでたかもしれないし。(ぶん殴ったことは絶対謝らないけどな!)

身体はじっとりと不快な汗まみれ。最悪。
気を紛らわせるために、姫野のとの思い出を遡ってみる。

初めて会ったのは、入試の時。具合悪そうにしてたっけ。変な髪形だなぁ…という印象。
それから、入学式で一年を代表して挨拶するあいつを見て。
クラスが一緒だったから「受かったんだな」って声をかけたっけ。姫野がなんて返したかは覚えていない。
頭いいんだなって印象だったけど、ちくび実験なんてやらかす大馬鹿ってわかって。
それから、バスケやって…。

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