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ハッテンlove
第3章 heart+heart
one on oneで対峙してた時の姫野。表情は前髪で見えなかったけど、ギラギラしてた。
なんか痺れるくらいのオーラで…。

ボロアパートで一人暮らししてるってわかって。
少し孤独な感じが見え隠れして。一人で生きてく、なんて突っ張ったこと言いやがって。

あいつ…友達っていったら悠真くらいじゃないか?
悠真と軽口言い合ってるその雰囲気がどこか羨まし…ってなんで羨ましいんだ?俺…。
俺も、姫野と友達になりたいのかなぁ…?
どこかで惹かれてるんだろうか。

サウナの中の12分計はそろそろ一周しようかというところ。
意識が朦朧としてきたぜ。
まっつんは余裕の表情。まったくギブアップする気配がない。

大事なことを忘れてるような…。

「おい、もう限界か?」

まっつんがニヤリとほくそ笑んだ。
ムカつくぜ。

「まだまだ」

サウナってこうやって使うもんじゃねーよな。これ思いっきり身体に悪いよな。

まっつんの知り合いも何人か入れ換わり。
12分計は一周半ほど回った。

俺、なにしにここに来たんだっけ?


「おい、大丈夫か?」
「まだまだだぜ」

「まだまだ」って言ったけど、まだまだの意味がよくわかんないまま口に出しちまった。すげー頭がぐらぐら。

そんな時だった。

バン!と勢いよくサウナのドアが開かれる。
開いたのは、脱衣所で姫野の乳首をガン見していた高校生二人。
一人の腕の中にあるものを見てギョッとした。意識が一瞬で覚醒した。
それはまっつんも一緒のようで、慌てて立ちあがった。

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