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ハッテンlove
第3章 heart+heart
☆★☆
「…大丈夫?」
だるそうに起き上がった姫野にそう声をかけた。
休憩室に移動してから一時間くらい経ったかな?姫野が目を覚ました。
まっつんは二十分くらい前に帰った。俺の胸に引っかかる言葉を残して…。
好き…かぁ……。
嘘つきバカ野郎でも好きなのか。
今、目の前にいる姫野は寝起きのせいか、飾らない表情で美味そうにポカリを飲んでいる。
確かに可愛い。確かにその姿には嘘はない。けど、な…。
「さっきまでまっつんって人いたよ」
「え!そうなの?」
まっつんの名前を出すと、姫野がピクンと身体を反応させる。
きょろきょろとあたりを見渡す。
「もういないよ」
「帰る前に起こしてよ」
その発言に、ほんの少しイラっとした。
てめーが勝手に風呂場で逆上せたんだろうが!
散々世話かけやがって。
「…まっつん、心配してた。連絡…」
連絡すれば?の言葉が途中で止まった。
連絡=ヤる約束…じゃん?
なにこのもやもや感。もしかして俺もまっつんと同じなのか!?
ヒメを愛する同志…。まさか、俺までガチでこいつに惚れたのか!?
まっつんに嫉妬してんのか俺!?
そ、ん、な、バ、カ、な。
「わかった。連絡してみるね」
俺の葛藤には構わず、姫野はメールを打つ。
「…大丈夫?」
だるそうに起き上がった姫野にそう声をかけた。
休憩室に移動してから一時間くらい経ったかな?姫野が目を覚ました。
まっつんは二十分くらい前に帰った。俺の胸に引っかかる言葉を残して…。
好き…かぁ……。
嘘つきバカ野郎でも好きなのか。
今、目の前にいる姫野は寝起きのせいか、飾らない表情で美味そうにポカリを飲んでいる。
確かに可愛い。確かにその姿には嘘はない。けど、な…。
「さっきまでまっつんって人いたよ」
「え!そうなの?」
まっつんの名前を出すと、姫野がピクンと身体を反応させる。
きょろきょろとあたりを見渡す。
「もういないよ」
「帰る前に起こしてよ」
その発言に、ほんの少しイラっとした。
てめーが勝手に風呂場で逆上せたんだろうが!
散々世話かけやがって。
「…まっつん、心配してた。連絡…」
連絡すれば?の言葉が途中で止まった。
連絡=ヤる約束…じゃん?
なにこのもやもや感。もしかして俺もまっつんと同じなのか!?
ヒメを愛する同志…。まさか、俺までガチでこいつに惚れたのか!?
まっつんに嫉妬してんのか俺!?
そ、ん、な、バ、カ、な。
「わかった。連絡してみるね」
俺の葛藤には構わず、姫野はメールを打つ。