この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハッテンlove
第3章 heart+heart
☆★☆

「…大丈夫?」

だるそうに起き上がった姫野にそう声をかけた。
休憩室に移動してから一時間くらい経ったかな?姫野が目を覚ました。


まっつんは二十分くらい前に帰った。俺の胸に引っかかる言葉を残して…。

好き…かぁ……。
嘘つきバカ野郎でも好きなのか。

今、目の前にいる姫野は寝起きのせいか、飾らない表情で美味そうにポカリを飲んでいる。
確かに可愛い。確かにその姿には嘘はない。けど、な…。

「さっきまでまっつんって人いたよ」
「え!そうなの?」

まっつんの名前を出すと、姫野がピクンと身体を反応させる。
きょろきょろとあたりを見渡す。

「もういないよ」
「帰る前に起こしてよ」

その発言に、ほんの少しイラっとした。
てめーが勝手に風呂場で逆上せたんだろうが!
散々世話かけやがって。

「…まっつん、心配してた。連絡…」

連絡すれば?の言葉が途中で止まった。
連絡=ヤる約束…じゃん?

なにこのもやもや感。もしかして俺もまっつんと同じなのか!?
ヒメを愛する同志…。まさか、俺までガチでこいつに惚れたのか!?
まっつんに嫉妬してんのか俺!?

そ、ん、な、バ、カ、な。

「わかった。連絡してみるね」

俺の葛藤には構わず、姫野はメールを打つ。
/94ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ